天神祭

本年で大阪青年会議所か能船を復活して20年…
    大阪JCが   10年
    能楽奉賛会が10年
歌舞伎・文楽と3船出していた時期もありましたが、能船はスポンサーさんの強い思いから…なくなることなく20年続いてきました。
能船は大川に固定された舞台船です。
船渡御は、毛馬橋付近に設けられた乗船場から「奉拝船」が下流に向けて下
      っていき、天神橋の手前で折り返し、再び川を上 って毛馬の乗船場に戻るま
      でという動きと、「奉安船」「供奉船」が天満宮を出発して陸渡御を経て、天神
      橋から船に乗り込み、毛馬橋でUターンして再び下流へ向かい、天神橋から
      下船して天満宮に戻るまでという動きになります。
船渡御開始とともに演能を始めることで、祭りへ芸能を奉納するという奉納船という位置を占めています。
能を奉納する意味もあり格式高い船ですネ~!
下流からくる御鳳輦船は、御神霊を乗せた船になるのですが、我々の能船も宴能を中断してこの御鳳輦船を迎えます。
二礼二拍手一礼…そして四海波を皆で謡います。
我々能楽奉賛会のA-teamの仕事は当日の能船の進行をつかさどっています。
 翁 仕舞 狂言仏師 羽衣 土蜘蛛が今年の番組ですが…下流からの御鳳輦船の時間と宴能の時間のバランスを考えながら進めていくのですが・・・これが難しいんです(-“”-;)
今年は船渡御のスタートが15分遅れたので、当然、能も15分の遅らせての段取りで進めたのですが、何故か下流からの船の上がり方が早くて…・
羽衣が終わって15分ほどの余裕があると踏んでいたのですが、御鳳輦船を迎えるまでの時間は約1分…本当にキワキワの進行になりました…危なかった(+_+;)
でも、なんとか無事に本年の能船も事故なく終えることができました!
お昼過ぎから雨…雨…雨…テントを張っていましたが全く役に立たないくらいの飴…舞台はびしょびしょ…舞台下も最悪…。
本当にこんな天神祭は初めてです。
我々の最終目標はセーム河で能船を浮かべて…ワインで乾杯~♪
      仕事も大事  
   
       自分のワイフワークも大事     日々精一杯  一日一日です!
(最後の写真は24日の宵宮の風景です…この日はテントなしで行けたんですが…)
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