11月度スローガン 「人口オーナス社会」
現在直面している人口オーナスとは、人口に占める働く人の割合が低下する現象。
人口ボーナス期とは、総人口に占める「生産年齢人口 (15歳~64歳の人口) 」が増え続ける、もしくは「従属人口 (14歳以下と65歳以上を合わせた人口) 」に対しての比率が圧倒的に多い状態。安価で豊富な労働力があり、従属人口が少ないため、教育費や社会保障費の負担が少ない状態となり、そのため、国家予算を経済政策に振り向けやすく、また他国からの投資を呼び込めるので、経済が活性化するしくみとなる。
人口オーナス期は、人口ボーナス期の逆を意味し、一般的に、人口ボーナス期で経済発展に成功した後、医療や年金制度が充実して高齢化が進み人口オーナス期に突入する。オーナスとは、「重荷・負担」という意味で、「支えられる人」が「支える人」を上回り、社会保障費などが重い負担となるため、消費や貯蓄、投資が停滞する。
戦後の高度成長期、日本はまさに人口ボーナスの恩恵を受けてきたが、現在は逆に人口オーナスが経済の下押し圧力として働くようになった・・・。
この人口オーナス社会に対応するためには生産性の向上が必要とされる。
さらに女性の社会進出や、高齢者の労働率を上げることも重要。一般的にこのような対応になるのだが、社会を支える中小企業にとってはこの人口オーナス社会に対応する術が求められている。時代を先読みし、業界を先読みし、自分のポジションを作っていく
舵取り大変だが、勝ち残るチャンスはすべての会社にあります。
椅子取りゲームに勝ちぬこう!
先日、お得意先様のコンペで一緒に回った日本の塗料メーカーの方が、売り上げの70%が海外、社員の85%が外国の方と言われていました。
大手メーカーはシュリンクしていく日本の市場ではなく海外を向いています。
支店も営業所も作らないコバヤシ産業は日本国内で勝負です。
付加価値のある商品は海外から調達します~でも市場は日本
本当に舵取り大変ですね。