7月スローガン「火宅の教え」
火宅とは仏教用語。人々が,実際はこの世が苦しみの世界であるのに,それを悟らないで享楽にふけっていることを,焼けつつある家屋 (火宅) の中で,子供が喜び戯れているのにたとえた言葉。『法華経』の七喩の一つ。
これはお釈迦様が説いたたとえ話です。
火事の恐ろしさが分からず平気で遊んでいることも達を救うために、子供たちが欲しがっていた「羊の車(そうしゃ)と鹿の車(ろくしゃ)と牛の車(ごしゃ)の三車が文の外にあるぞ」といってことも達を導き出した話です。
煩悩から救い出す仏の教えなのですが、我々の生活、日常でのそれぞれの行動に照らし合わせても同じようなことがいえると思います。
人それぞれの行動、会社や社会の中で自分のポジションや行動を違った目線で見る。
大事なことです。
火宅の教えでは、仏が救い出したのですが…我々は自らが気づき、逃げ出さないと死んでしまいます。
今一度、第3者目線で自分を見ませんか?
先般の心経の会で法華経を学んだのですが、この中で出た話です。
この火宅の教えとは、意味は違うのですが良く例えられる「ゆでガエル」の話しも近いのかな~(~_~;)? 集中はいいのでしょうが廻りを見るって大事ですよね。
裸の王様にならないよう…精進を重ねるのみです!!!