追手門学院大学の坂井学長が退任されました。
3月に行われた最終講義で、この「啐琢同機」についてお話をされました。
不勉強まがら初めて聞いた言葉でした。
まさしく教育の現場では大事なポイントです。
仕事においても同じ…相手の立場に立って 人の心の痛みが分かる この意識がなければ見過ごしてしまいますね~勉強になります。
爽やかな5月 大好きです!
豊岡では30度を超えたようですが、流石に朝一番の伏見稲荷ヒヤリとします。このGWも多くの観光客が押し寄せてくるんでしょうね~♫ 彼らにはゲロゲロ泣き出しているカエルってどう聞こえるのでしょうか?
5月スローガン 「卒啄同機」
禅宗に卒琢同機(そつたくどうき)という言葉があるそうです。
雛が殻から出てくる時に、親鳥は雛が「自力」で出てくるのを促します。その時、親が外側から軽く小突いて刺激を与えてあげるそうです。この瞬間の「自力で出なさい!」という親鳥と、「自力で出るよ!」という、親子の絶妙のタイミングを「啐啄同機(そったくどうき)」といい、教育の基本によく例えられる言葉。
これは、人材育成などでも当てはまり、上司が部下を育てたい~と思っても、部下が自らが殻を破る準備ができていなければ、いくら上司が熱心に何度も殻をたたいても上手くいきません。殻は破れませんね…。逆に、部下の「やる気」がピークになる瞬間が在ったとしても、回り(上司や同僚)がそのタイミングを逃したら、部下の殻は破られないとなります。
誰の助けも借りずに殻から出て勝手に育つのか? そんな 会社 人 はありません
30人31脚 全員がつながっていれば卒琢のタイミングを逃すことはないはずです。