古くからの協力業者

本日は古くから絶縁物の加工をお願いしている先様への訪問でした。
コバヤシ産業創業以来と言ったお会社もあります。
先々代からのお付き合いです。
その一社は現在では本当に少なくなった轆轤で絶縁物を加工されている会社です。現在は2代目の社長と3代目の職人さんである息子さんが削っておられました。写真にある轆轤の滑車は木製です。これを作れる職人さんは居てないだろうと…。 壊れたらどうなるのでしょう???

そして、その加工場でかかっているレトロ感いっぱいの掛け時計を何気なく見たところ、その掛け時計はコバヤシさんから頂いたとのこと。

よくよく見ると 贈 小林武雄商店 とあります。

メーカーはSEIKOSHAでした。

コバヤシ産業として設立したのは昭和22年 と言うことはこの時計はまだその前です。
70年以上の前の時計をまだ現役で使って頂いています。

いま会社には小林武雄商店に関するものは何ひとつ残っていません。
この時計の役割が終えたら是非引き取らせて頂きたいと懇願

創業者の小林武雄は私が生まれる前に無くなっています。
歴史を感じるとともに、協力業者様があって今がある
改めて、今回は有意義な訪問でした。
感謝です。