6月スローガン「悉皆屋として生きる」
「しっかい屋」とは江戸時代大坂おいて始まり、客から衣服や布類の染色や仕立て、洗い張り、染め返しなどのいっさいを請負い、これを京都の業者に送って調整させるなど、染物関係の仲介業者として客と業者の間を取り持った。
染め物についてのすべてを扱ったので「しっかい悉皆(みなのごとくの意)」と呼ばれたそうです。
京都では長い歴史を経て各工程での専門化が進み、「洗い張り屋」「仕立て屋」「染め屋」などがそれぞれに独立して商売し、街中にちらばる「点」の存在となっていた職人達を「線」としてつないで「お誂え」を作るのが仕事。
悉皆屋は実際の加工作業は行わないが、染や仕立てに関する豊かな知恵と経験に裏付けされた知識を持つ、どんなことでも頼める何でも屋 〝お誂えきものプロデューサー″です。
コバヤシ産業はまさしく現代の悉皆屋
ファブレスでコーディネート力を発揮してお客様に満足を与える商売で生きながらえてきました…。
ただ、過去の経験と財産にしがみつきお客様から言われたことだけをこなしている悉皆屋では存在価値を見出すことができません。
ユーザー視点に立ち【+αの想像力】を発揮してビジネスを構築できれば、安心・安全がコバヤシ悉皆屋ブランドとなり社会有為な製品を提供できると思います。
必ず出来ます
今の仕事をカタチにすれば良いだけです
船橋誠一の「悉皆屋康吉」を読みました。
今月末に出版予定の【挑戦する中小企業】に載ることとなり
先月にはインタビューに来ていただき、そのライターさんから教えていただいた本です。
コバヤシ産業のビジネスを一言で言うと何なのか???
迷った末…7年前に作った会社案内での表現は
『ものづくり商社』
今も考え方は全く変わりません
様々な言葉がありますが 昨年に作った新しい部署 ODM課
そして 悉皆屋(しっかいや)
現代の悉皆屋目指して第一歩を歩みだしました!
この言葉広めていきますよ~(^O^)