19日の産経新聞の夕刊一面に…どこに「絆」があるのか…の記事がありました。
日本在住歴35年以上のシャネル日本法人社長が、東日本大震災を題材にした小説「田んぼの中の海」を母国フランスで出版したとあります。
震災直後の日本社会の連帯を評価する一方、がれきの受け入れ拒否や福島県から避難した児童へのいじめの問題…
「日本人に助け合いの気持ちがなくなっている。それを外国人(の自分から)指摘されるのはさみしいことです」 とあります。
島国根性と揶揄されながら…でも、閉鎖的な環境からもったいないといった概念が根付き、お互い様と助け合って生きてきた国民だと思うのですが、いつの頃からか自分さえ良ければ…と言った考え方が蔓延してきたと思う今日このごろです(-_-;)
戦後の教育に問題があったのか
右肩上がりの時代のギャップなのか
昨今の政治家ではなく政治屋という言葉が、これにピッタリはまりますね…。
この小説の印税は被災地の育英基金に全額寄付するそうです。
震災ボランティアには行くが、ガレキの受け入れは困る
自分だけよければなんて勝手なことはアカンやろ~と批判めいた格好の良いことばかり言っ ていても、さて、自分に置き換わればどうなのか…。
この小説、翻訳版日本で発売して欲しいですね!