紫華鬘

    紫華鬘…ムラサキケイマンと読むようです!
 春にはついつい眩いばかりの桜に目が行きがちですが、野草も癒してくれますね♪
 どこから飛んでくるのか、自然に芽が出て花を咲かせてくれます。
 日当たりが悪い場所にある雪柳の花が散ったた思うと、その横から紫で楽しませてくれる
 花が咲きました。
 よく見かける花です。でも、今まではなんとも思わずに見過ごしていたのですがついつい  
 携帯でパシャリ・・・。
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お袋が植えたのかと思っていたのですが、ネットで調べると野草でした…。
 しかし、便利な世の中ですね~^^
 あっという間に名前や特性も分かってしまいます!
 しかし、野草とは思えないほど綺麗に咲いてくれていますね♪
 
   ケシ科 キケマン属 (Corydalis incisa)
 雑木林や山麓の日陰の、やや湿ったところに生える越年草。茎の高さ20~50センチになり葉は2~3回羽状に細かく裂け、裂片は深く切れ込む。
全体が柔らかく、傷つけるとやや悪臭がある。
 花は紅紫色、時に白色。長さ1.2~1.8センチの筒状で先は唇形となり、茎の上部にビッシリと総状につく。
 よく見ると花は中間から柄が出て花茎についている。ツリフネソウの花ほどでないが、左の写真をよく見るとそれが分かる。
種にはカタクリやスミレの仲間と同様に、アリの好物の “エライオソーム” が付いていて、アリは見つけると巣に運ぶ。エライオソームを食べてしまった実は外に捨てられ、発芽する。このようにして生息場所を拡大する戦術を採る。
 和名の華鬘は仏殿の欄間などの装飾具からつけられた。