木造住宅の長寿命化を考える ~第126回生存圏シンポジウム~ に参加してきました。
京都大学宇治キャンパス 生存圏研究所で行われました。
・国土交通省 住宅生産課 「長期優良住宅の普及の促進に関する法律など」一連の施策について
・関東学院大学 「木造建築物の耐久性能向上への技術的問題」
・住友林業住宅事業本部 「木造メーカーが考える長寿命の家づくり」
・積水ハウス総合住宅研究所 「先導的への取り組みと今後の課題」
そしてパネルディスカッション
「長期優良住宅の普及の促進に向けた産学官の連携について」 といった内容です!
住宅に関連されている方にとって興味がある内容ないようですよね…。
セミナー会場は一杯で80名?位の方が参加されていました。
業界の方…研究機関の方…学会関連…院生…メーカー…。
様々な内容の議論がありました。
家歴システムの話や今後の法規、ストック価値、構造…
日本の住宅は160万戸の新築着工から~当時より話されていた80万戸時代が来るといった状況が本当に目の前に迫ってきました。
多くの建設会社、問屋、そしてメーカーは大きな器の中で商売をしてきましたが、このままでは生き残れませんね…付加価値を製品に流通に見出さなければ勝ち組になれません。
コバヤシ産業は住友林業INOSグループの代理店(近畿大阪支部)を運営しています。
INOSを信じてグループの仲間とともにこの不況を乗越えなければ…。
PS:この生存圏研究所にはいつもお世話になっている株式会社丹宇さんの実験スペースがあります。
土壁や板塀、材木に撥水加工をした暴露テストのパネルがありました。
特に土壁は施工したものと未施工のものとでは大きな違いがありました。
こういった付加価値製品を世に出していく事もコバヤシの役割です。