住友林業INOSセミナーがありました。
「しくみで勝つ!」 ~土地があるなら家も売れる!~
法改正に対応して、手間をかけない商談方法を紹介
土地+住宅を早く引渡し、利益を上げるしくみづくり のタイトルです。
昨年の建築基準法の改正から分譲会社などの建築業界に大きな影響が出ています。
ここで法改正の流れをおさらいしてみます。
2006年 建築士法改正
・建築士への法令違反の罰則強化
・名義貸しについても罰則強化
住生活基本法成立
・量から質へ、新築からストックへ
2007年 建築基準法改正
・確認検査の厳正化
住宅瑕疵担保法成立
・保険、供託の義務化
2008年 住宅瑕疵担保法
・保険法人の指定
確認検査4号特例廃止
・伏図、軸組図、壁量計算書等の提出義務化
建築士法改正
・名簿閲覧、受講資格見直し
・定期講習受講義務化
・構造設計一級建築士等開始
2009年 建築士法改正
・構造設計一級建築士等による法適合チェック義務化
・新建築士試験スタート
住宅瑕疵担保法
・保険、供託の義務化スタート
ざ~っと・・・このようになるのですが、
結果… 住宅会社の二極化拡大
廃業・倒産の増加 になるのではと言われています。
どちらかといえばどんぶり勘定の業界であった建築業界に大きなメスが入りました。
これは、あの姉歯問題が起因となり、大きく変わろうとしています。
色んなとらえ方があると思うのですが、間違いなく言えることは
施主にとって良質な住宅が建つであろうということです。
ただし・・・価格に見合った良質な住宅ですが・・・。
生き残る建築会社(工務店)は半分になるといわれていますが、でも、勝ち残れば地域に根ざした
評価の高いお会社になるはずです。
我々は建材の流通に身を置き商売をしています。
ただ、メーカーの商品を右から左へ流すだけのビジネスでは生き残れません。
有益な情報を的確にお届けする・・・結局これしかありません!
迷うと、いつも確認する 「今できることを精一杯 あせらず一歩づつ確実に ですね・・・」