昭和4年9月15日 |
万年筆の材料であるエボナイトの販売を生業とし創業。 |
創業当時よりエボナイトの販売だけにとらわれず、切削加工による付加価値を加えた商品の提案や、インクを吸い上げる内部のスポイドやリング(金属)も取り扱っていたようです。 |
創業者の小林武雄が現会長に送った
エボナイト製の万年筆 |
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昭和14年9月 |
電機絶縁材料を営業品目としてベークライト積層板・工業用ゴム製品を販売する。 |
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- 【ベークライト積層板】
- 現在でもブレーカーや、理容店で今でも使われている櫛の材料として使われています。
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- 【櫛】
- 熱に強く静電気も起きにくく、また、修理が効くということで今でも床屋職人には重宝がられています。
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- 【切削加工】
- 創業当時から変わらず切削加工を施し納品しています。
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昭和18年6月 |
松下電工株式会社の代理店となり、ナショナルライト積層板・ナショナルライト成形材料を販売する。 |
コバヤシの歴史は松下電工の事業拡大とともに広がっていきました。
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昭和22年8月 |
株式会社小林武雄商店に改組 |
本社前にて先代社長小林武雄 |
成形材料の販売に伴い小林ユリア会結成
小林ユリア会
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コバヤシプラスチック会を立ち上げる
コバヤシプラスチック会
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昭和33年 |
プラスチック積層品〈パネライト〉を販売開始。 |
この商品を機に異業種であった建材分野に進出。
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昭和40年 |
フランスの国際展示会で一目ぼれしたブロー成形機を輸入し成形品へ本格的に進出
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コックつきポリタンク
現在は3代目の商品となりました |
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初代コックつきポリタンク |
2代目コックつきポリタンク |
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昭和43年 |
家具業界・船舶・車両への販売や、素材としてのメラミン化粧板の販売に留まらずメーカーとして数多くの商品を排出。
- 台所用移動ワゴン
- 弊社オリジナルで企画販売したキャンピングテーブル
弊社オリジナル
キャンピングテーブル |
昭和44年 |
電子計算機・自動制御の将来に備え、プリント基板・スルホールメッキを目的とした高級プリント配線基板生産のため電子部品工場を新設する。
現在は協力工場に移管をして製造しています。
電子部品工場
プリント基板材料の販売を手掛けているコバヤシ産業が、まだまだアナログでの配線が主流であった時代にいち早く製造メーカーとして歩みだしたのは、デジタルの時代が到来する事を予測しての決断だったと思います。
現在では片面基板から30層まで、またファインピッチの高付加価値基板の製造から、短納期等、お客様のニーズをいち早くキャッチし最適な提案から信頼を得ています。
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昭和46年 |
コバヤシ社内において設計者と共にプリント基板設計に取り組む。
配電盤メーカー、図書ファイリング用装置等に提案。
現在では大手家電メーカーを始め、産業機械メーカーに採用いただいています。
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昭和50年代 |
松下電工代理店仕全国仕入れコンテスト1〜3位に入賞
松下電工代理店仕全国仕入れコンテストで当時のパネ(メラミン化粧板)の仕入れで全国ランキング
1位コバヤシ大阪
2位コバヤシ名古屋
3位コバヤシ東京
といったようにメラミン化粧板の販売と、メラミンを使用したテーブル等の出荷量で大きく売上を伸ばしてきました。
- 学童向け学習デスク
- 会議用テーブル
- 全盛を風靡したコタツ板(裏返して麻雀をした方も多かったと思います)
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昭和60年代 |
NEC98パソコンのボードに多く採用。
パソコンの普及が始まり、コバヤシの基板が当時のNEC98パソコンのボードに多く採用されました。
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平成10年 |
ICカードのアッセンブリー販売
外形の成形・基板製作・リチウムイオン電池・アッセンブルと一貫した流れで受注を開始しました。
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平成15年 |
コバヤシ独自の開発によりカラークリアーエッジ発売開始
公共機関や店舗等多くのシーンに使われています。→ 天板屋
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平成16年 |
プリント基板試作ローコスト提案「プリント基板1回のみコース」発売
大阪商工会議所が主催するロボット課題解決研究会や数多くの展示会等でセミナーや勉強会を開催し好評を得ています。
⇒平成17年にはこのテーマで中小企業経営革新支援法大阪府指令経支第(1400-11号)の承認を受ける 「一回のみコース」へ飛ぶ
回路設計への取り組み開始
回路設計にも取り組み、大手家電メーカーや研究機関・大学関係者様から評価を受けています。
金属加工への取り組み開始
金属加工にも取り組みました。
- 樹脂品製品にインサートされた金属の加工販売
- アルミダイカスト製 拡声器用部品
インサート金具と製品 |
平成17年 |
プリント基板・プラスチックのコラボレーションで開発よりワンストップ受注
国立大学との無線LANアダプター開発
- 大手重電メーカーより防災用ロボット基板開発支援
- 健康器具開発支援
- 教材用ロボット・無線LANアダプター
国立大学との産学連携によるアダプター |
平成21年 |
男の逸品 和の伝統工芸の粋を集めた酒燗器「燗匠」
伝統工芸士による本錫を使用したチロリと本漆に蒔絵を施した器で、じっくりと燗酒を味わっていただきたい。そんな一品です。
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平成23年 |
簡易型給電装置「POWER STOCKER」
リチウム燐酸鉄バッテリーを使い、安全で自己放電が少なく
安定した放電を実現する電源を開発しました。
約2.0〜4.7KWh(2 ports Total)の高容量を搭載。
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平成24年 |
蓄電池制御分電盤(スマートリアス)
HEMS関連の蓄電池制御分電盤(スマートリアス)を共同開発
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平成25年 |
カスタマイズパーテーション「SIKIL」
レンタル会社向けに組み立て容易でカスタマイズも可能なパーテーション「SIKIL」を開発。
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